シューズ選びをする際に、誰もが目にすると言ってもいいほど、多くのシューズを扱っているのがアディダスです。
サッカーなどのスポーツシューズや普段履きのスニーカーまで、幅広いシューズを手掛けているアディダスですが、ゴルフシューズも多くのモデルがラインナップされており、多くのツアープロが愛用していることから見ても、アディダスは品質・デザインともに好まれるブランドです。
そこで今回は、ロゴやマークを見るだけでアディダスとわかる位、メジャーで知名度抜群なadidas(アディダス)の「ゴルフシューズモデルの中から買うならコレ!!」というシリーズを紹介していこうと思います。
比較的新しいモデルからド定番モデルまで、評判が良く人気のモデルを紹介していますので、アディダスのゴルフシューズが欲しいけど、どのモデルにしようか迷っている方は参考にしてみて下さい。
Contents
adidas(アディダス)製品の特長
具体的なシリーズ紹介の前に、アディダスのゴルフシューズ製品の特長をざっくり把握しておきましょう。
アディダスのゴルフシューズは多種多様なシリーズがリリースされていますが、機能面・デザイン面のメインとなる特徴としては下記が挙げられます。
- ブースト
- BOAフィットシステム
- パフォーマンス・アディクロスライン
- アディピュア
このほかにもまだまだ特徴的な機能やデザインがありますが、なかでも、上記に挙げた「ブースト」は、ランニングシューズなどでは定番の、高いクッション性と高い反発性を両立するとともに、高い耐久性と性能の安定性までも備えた万能なミッドソールでアディダス独自の機能で有名です。
ほかには、他メーカーでも最近多くなってきたボアクロージャーシステム搭載モデルの中でも、日本初のBOAダイヤルを2つ搭載したゴルフシューズや、クラシカルな見た目なのに機能性が抜群なアディピュアというモデルがあり、ゴルフシューズ選択の幅を広げてくれています。
ちなみに、アディダスゴルフのゴルフシューズを使用しているプロといえば、世界ランカートップのダスティン・ジョンソンやセルジオ・ガルシア、女子ではアン・シネプロが契約プロとして有名で、プロからの信頼も厚く製品自体の性能の高さも期待出来るメーカーです。
フォージファイバー ボア
素材 | 合成繊維 |
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サイズ | 24.5-30.0cm |
カラー | 4色 |
製造国 | 中国 |
このゴルフシューズ、正直言ってアディダスっぽくない、三本ラインも無いし、ヒールサイドにロゴが無かったらどこのメーカー?って位です。けれどそれには理由があって、このゴルフシューズの最大の特徴である「フォージドファイバー」を採用していること。
肝心のフォージドファイバーって何?という話ですが、フォージドファイバーとは、アッパー部の必要箇所にTPUコーティングされた糸をミリ単位でステッチし、更に熱処理を加える事で溶け出した樹脂が横方向をサポートしてくれるという技術なんです。重量が増えがちなプラスチックなどの補強材も未使用で軽量化も図れるという本当に優れた技術を採用したゴルフシューズですね。
その他にも、BOOSTやXトラクションなどのアディダスならではの技術も加わり、誰もが満足するゴルフシューズと言って良いと思います。実際、フォージドファイバーボアを試着しましたが、まず第一に軽いしフィットすると感じましたし、腰を捻る動作の際、足の甲側面に強いサポート感が得られました。
ただ1つ気を付けなければならないのが、アッパーがニット素材となっているため、雨天時の防水性が懸念されます。一応、アッパー内部に防水フィルムを搭載し、雨天時のプレー使用もフォローしているようですが、こればかりは実際に雨の日プレーしてみないとわからないところです。
マラソンシューズなどでも先端補強記述としてフォージドファイバーを採用していることから、機能性向上に絶対の自信がある技術であるのは間違いなさそうですし、今後要注目のゴルフシューズになるでしょう。
ツアー360XT ツイン ボア
素材 | 人工皮革 |
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サイズ | 24.0-30.0cm |
カラー | 4色 |
製造国 | 中国 |
アディダスのゴルフシューズの中でも代表的なシリーズ「ツアー360」に、日本初のBOAダイヤルを2つ搭載したゴルフシューズ。2019年夏ごろに発売され、PVでは長年にわたりツアー360を使用してきたダスティンジョンソンを起用し、「怪物ツイン」というキャッチコピーがとても印象的です。
メインダイヤルでつま先側をホールドし、セカンドダイヤルで足首の周辺に設置されたBoaレースを調整でき、履き心地を自在に微調整できるだけでなく、様々な足幅・甲の高さに対応可能なゴルフシューズといえます。
私も実際に試着してみましたが、ダイヤルが1つのゴルフシューズよりも足首回りだけが締まり過ぎるということもなく、ホールド感・安定性に優れた1足であることは間違いありません。
いままでシングルボアのゴルフシューズを使っていた方には是非一度履いてもらいたいゴルフシューズですね。本当にホールド感が違って感じますから。
ツアー360 XT プライムニット
素材 | 疎水性プライムニット |
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サイズ | 24.0-30.0cm |
カラー | 4色 |
製造国 | 中国 |
ツアー360XT TWIN BOAと同時期に発売されたアディダスゴルフの新製品です。
通気性を維持しつつ悪天候にも対応する撥水性があるプライムニット素材を使用していて、さらにプライムニットに「フォージド加工」をほどこし、ゴルフシューズに必要な横方向への安定性も確保した1足。
僕はこのゴルフシューズを買っちゃいましたね。もう履いた感じがコレ!って思える快適性と安定感がありました。ツアー360XT TWIN BOAとめちゃくちゃ迷いましたが、デザイン面と通気性の良さ、あとは雨でもバッチリ撥水してくれる安心感でツアー360 XT プライムニットに決めた感じです。
一番初めに紹介したフォージファイバーボアよりもデザイン面で「アディダスっぽさ」が見えるのもとても気に入った点ですね。
サンバ ゴルフ / SAMBA GOLF
素材 | 合成皮革 |
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サイズ | 24.5-29.0cm |
カラー | 3色 |
製造国 | 中国 |
渋野日向子選手のウェアで話題となったビームスゴルフとのコラボゴルフシューズである、サンバゴルフ。見た目はとても古き良きアディダスのスニーカーといった印象で、カジュアルで普段履きも違和感なく使用できる見た目です。
機能はアディウェア(耐摩耗性のラバー素材)を採用しているのでソールの高寿命に期待が持てます。
まぁこのモデルはなんといっても昔からのアディダスファンに向けたクラシカルなデザインが売りなので、そういった層に突き刺さるゴルフシューズといったところです。
ビームスコラボのサンバゴルフは数量限定のはずなので、もう手に入らない一足になっているかもしれませんが、デザイン面で僕自身もの凄く好感が持てたのでご紹介しました。
アルファフレックス ボア / ALPHAFLEX BOA SHOES
素材 | 合成皮革 |
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サイズ | 24.5-29.0cm |
カラー | 5色 |
製造国 | 中国 |
2017年に発売された大人気モデル、ピュアメタルボアプラスをより軽量化・柔軟化し進化したモデルがこのアルファレックスボア。
新製法DIRECTFOAMを採用し、柔軟性を最大化する分割されたアウトソールデザインとなっているアルファレックスボアは、足場の柔らかいコースで強力な味方となってくれる1足で、安定したグリップ力を発揮するクッション性が推しのゴルフシューズですね。
実際履いてみた感じとしては、確かに足裏に心地よい柔らかさを感じることが出来るし、安定性もあります。足の疲れ軽減には良いソールだなぁと思いますが、好き嫌いは分かれそうです。シリーズ的には好評のゴルフシューズなので、履いていれば慣れるかなとは思いますけどね。
まとめ
アディダスゴルフは、言うまでもないかもしれませんが多くのスポーツで実績を残しているシューズメーカーなので技術があるのは間違いありません。それはゴルフシューズも例外でなく、様々な機能を搭載したシリーズが沢山あり、どれもデザイン性も優秀で、僕も大好きなゴルフシューズメーカーの一つです。
アディダスゴルフ以外のメーカーのゴルフシューズも見てみたい方は、是非下記記事もご覧になってみて下さい。
有難うございました。