どうも、ミッツ(@Mitsu0202H)です。
今回はそんな飛距離で悩むあなたに今よりも飛距離をアップさせる為の効果的な練習法として「サンドバッグ」を使用した練習法をご紹介します。2年連続賞金女王のイボミプロがプロ入り前に実践していた練習法なので、ぜひトライしてみて下さい。
Contents
サンドバック練習法とは
サンドバッグを使う練習と言えば、まずはじめに思い浮かぶのがボクシングだと思います。ボクサーがサンドバッグにパンチを打ち込み練習する目的はパンチ力やハンドスピード向上や、パンチを的確にヒットさせる為で、ただ闇雲に力一杯パンチを連打しているわけではありません。
あくまでもボクシングの基本のモーションに忠実に一発一発を強く・早く打っているのです。この練習法をゴルフスイングに取り入れる場合どうすればいいのか、さっそく練習法をみてみましょう。
打つべし!ゴルフスイング サンドバック練習法
まず準備するものは、
- サンドバッグ
- #7・#8あたりのアイアン
- 外で練習する場合はマット
これだけです。
サンドバッグは楽天やamazonで2,3千円位でゴルフ練習専用のものが売られています。
サンドバッグ練習実践方法
前述したボクシングの練習法と基本的には一緒で、下の画像のように基本のスイングフォームに忠実にサンドバッグをボールに見立てて打っていくのみですが、ポイントが3つあります。
- インパクトはフェース面とサンドバッグがピッタリ合わさるように当てる
- サンドバックにあたった形のままキープしフォームを確認
- フルスイングは不要
以上3つのポイントを順に解説します。
①フェース面はしっかりサンドバッグへ当てる
ここでは、サンドバッグへフェース面が当たる時の音に注目します。フェース面とサンドバッグが密着していれば「パンッ」という破裂音に近い音がしますが、リーディングエッジ部から接触すると「ボフッ」という鈍い音しか出ません。
その正しい破裂音のような「いい音」は手打ちをしていては絶対に出ません。腕の力に腰を入れた体の回転によるパワーが加わってこその結果が「いい音」になるので、まずはその音がなるようなスイングを意識して取り組みましょう。
②サンドバックにあたった瞬間のフォーム確認
普段ボールを打つ時はインパクトからフォローまでは一連の流れでインパクトの瞬間を切り取ることは出来ませんが、サンドバック練習法ではサンドバックが重い為にインパクトの瞬間で止まります。
「いい音」がなったスイングのインパクトの瞬間をしっかりと頭に叩き込むことで、BESTなインパクトのスイングフォームが覚えられるわけです。腕や肩、腰、ヘッドの位置などを詳細に確認しつつ体に染み込ませると上達が早いと思います。
③フルスイング不要
重いサンドバッグをフルスイングで叩くのは負傷などの危険がある為お勧めしませんが、優しくゆっくりすぎるスイングでは現状のスイング状況を把握できない為、個人的には6割,7割位のスイングで練習することをお勧めします。
サンドバッグ練習法 上達効果
今回紹介したサンドバッグ練習法の効果をまとめましょう。あなたが今抱えている悩みにひとつでも当てはまるのならトライしてみる価値はあります。
飛距離アップ
この記事のタイトルにもある通り、この練習法の第一の効果はなんといっても飛距離アップです。
今まで手だけでボールを打っているひとは、当然スイングに力が乗らないのでサンドバックを打ったとしてもいい音が出ません。その「いい音」を指標にしながら、腰を入れ体全体を連動させた打ち方を習得出来るのがこの練習法の最も高い練習効果と言えます。
ミート率アップ
この練習法の狙いのメインは飛距離アップですが、ミート率の向上にも役立ちます。「いい音」を出すためにはフェース面とサンドバッグをしっかりと密着させる必要があり、それがフェース面を目標物に当てに行くという意識の向上につながります。
ミート率のアップは方向性が安定するだけではなく飛距離アップにも繋がります。ミート率と飛距離の関係性は下記リンクで解説しているので、関係性がわからない方は参考までにご覧ください。
インパクトのフォーム改善
ボールを打つ・素振りなどのスイング時はインパクトの瞬間は早すぎて止まって中止することが出来ませんが、サンドバッグのような重いものを叩くとインパクトの瞬間のフォームをそのまま切り取って観察できるため、ハンドファーストや腕や肩、腰、ヘッドの位置などの確認に適しています。
まとめ
イボミプロがプロ入り前から実践してきた結果、今の素晴らしい安定した飛距離を出す礎になった練習法なので効果は必ずあります。
さらにちょっとしたスペースさえあれば実践できる手軽さも魅力な練習法なので、手打ちになってしまっていたり、最近飛距離が落ちてきたと悩んでいるならば、一度試してみてはいかがでしょうか。
ありがとうございました。