どうも、ミッツ(@Mitsu0202H)です。
あなたはパターの距離感を把握できていますか?インパクトはスクエアにヒットさせることが出来ていますか?
パターは直径4.25インチ(10.8cm)足らずの小さな穴に向かってボールを入れなければいけない、とても繊細さを求められるスイングです。当たり前ですが、この繊細なショットの正確性が増すと、自ずとスコアも良くなっていきます。
パターショットで正確性を向上させるという事は、芝目やラインを読む技術が必要なのは皆さんご存知の通りですが、ブレないインパクトやバックスイングの幅通りの距離感を養う事が大前提となります。
この記事でこれから紹介するパター専用練習器具は2017年秋にリリースしたばかりの製品で、上述した基礎中の基礎ともいえるインパクトの確実性や距離感を養うために力強いサポート役として重宝するものですので、パッティングに自信を持てない方は是非ご覧下さい。
Contents
レーザーコーチパッティングとは
パター技術向上をサポートする練習器具として今回紹介するのは、その名も「レーザーコーチパッティング」です。
まずは、このレーザーコーチパッティングとは何なのかを見ていきましょう。
出典:GREEN ON MASA社HP
製品仕様 | |
名称 | レーザーコーチパッティング |
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発売日 | 2017年10月 |
重量 | 60g(シャフト取付ホルダー含む) |
電池 | 充電式リチウムイオン電池 |
バッテリー動作時間 | 約2時間 |
製品の名称からもうお分かりになられているかもしれませんが、要はレーザー光を使用し、そのレーザー光をガイド機能として使用しパッティングのインパクトやスイングをサポートしてくれる練習器具です。
“Putt is money” または、“300 ヤードのドライバーも30センチのパットも同じ1 打” など、スコアの半分を占めるパッティングの重要さが強調されます。毎年多くの新しいパターが発表され、多くのゴルファーが評判のパターを買い求めます。これらは全て、パッティングへの関心の高さの現れです。どんなに評判の良いパターを買っても、パッティングの理論を、デイブペルツの「パッティングの科学」から学んでも、目標方向に真っ直ぐボールをインパクトできなければ、効果はありません。
“レーザーコーチ・パッティング”は、この目標方向に真っ直ぐボールをインパクトするためのゴルフパッティング上達機器です。
引用:GREEN ON MASA社HP
更に、レーザーコーチパッティングは高出力緑色レーザーを採用しており、屋内外問わずユーザーにとって視認性が高くなるように設計されているようで、使用場所を選ばないのも特徴の一つです。
下記動画で使用イメージを見れるので、動画視聴環境にある方は一度視聴してみるとイメージが湧くと思います。
レーザーコーチパッティング使用メリット
レーザーコーチパッティングの概要がわかったところで、次は実際使用してみて得られるメリットや活用方法を見ていきましょう。
”目標に対して真っ直ぐ当てる”が視覚的に身に付く
パターのインパクトの際、ヒットしたポイントの軌道をレーザー光が示してくれる為、狙った方向へボールとレーザーが向かっているのかどうかが一目瞭然でわかります。
メーカーHPやユーザーレビューなどでは、インパクト時のスイートスポットの方向が可視化される事を最大のメリットと謳われていますが、個人的にはインパクト時だけでなく、アドレス・バックスイング・インパクト・フォローと、全ての動作とカップがレーザー照射によって結びつき可視化される為、目標に対しての全てのパッティング動作がサポートされる点もメリットと言えるでしょう。
特に初心者の方でパッティングアドレスが明後日の方向を向いて構えているのを良く見かけますが、このようなカップへの体の向き補正にも役立ち、自分のアドレスの「答え合わせ」になるのもレーザーコーチパッティングの良い所の一つだと思います。
- インパクト時のスイートスポットヒット率向上
- パッティングの打ち出し方向性の向上
- パッティングに関わる全動作の補正・確認
スイートスポットがシャフト延長線上にある構造のセンターシャフトパターをお持ちの方でしたら、より視覚的にスイートスポットを意識して練習が出来ると思います。センターシャフトパターに関しては下記をご覧ください。
バックスイング通りの距離感が身に付く
パターで距離感を出す為には一般的に、手の力は一切加えず基準の距離感を決めることが大事とされています。つまりバックスイングとフォローの振り幅を1:1にする事のみを基準として距離を調整するという事です。
パターの距離にバラつきがある人は、たいていバックスイングとフォローの振り幅が1:1になってなかったり、インパクト時の力みや緩みなどの手の力加減が原因だったりします。
レーザーコーチパッティングのレーザー光は、よく会議などで指さし棒替わりで使われるポインターのような「点・」でなく「線ー」で表示してくれる為、光の長さをバックスイング幅の指標にすることができ、正しい距離感を養うためのサポートをしてくれます。
出典:GREEN ON MASA社HP
- 自分のバックスイング幅と距離の関係把握
- バックスイング、フォローのバラつき矯正
- パッティングの力み・緩みの改善
レーザーコーチパッティングを使用する際は、レーザー光の基準幅のみを意識し、あくまでボールはスイングの通過点に置いてあるくらいの感覚で練習に取り組むと、余計な力加減を加える癖を矯正できます。
レーザーコーチパッティング使用上の注意点や疑問点
レーザーコーチパッティングの素晴らしいメリットを紹介して来ましたが、僕なりに感じたデメリットというか使用上の注意点がありいくつか紹介します。
クラブウェイトの変化
前述した製品仕様でレーザーコーチパッティング自体の重量を60g(シャフト取付ホルダー含む)と紹介しましたが、これが唯一パッティングに悪影響があるのでは無いかと思います。
パターの重量で60gが加算されるとなると、軽い部類のパターと重い部類のパターの重量差に相当する位のウエイトです。ヘッドにより近い位置に取り付けるほど本来の重量にプラスして機器の重量分だけ転がりが多くなってしまいます。
これでは本番で練習通りの振り幅でパッティングしたらショートしてしまうなどの「感覚のズレ」が生じてしまうため、練習の際の機器の取り付け位置には工夫が必要です。
工夫といっても可能な限りグリップ寄りに機器を取り付けることになるだけですが、レーザーコーチパッティングを取り付けて練習する際は、距離感の基準が決まってきたら機器を取り外し、本来のパター重量で再確認する。といった練習ステップを踏むとこの重量差の問題を解決出来ると思うので、練習する際はその点を踏まえて取り組むと良いでしょう。
あらゆるパターに装着可能かどうか
自分のパターにも取り付ける事が出来るかどうか?については、装着部分に汎用性を持たせている仕様の為、市販の様々な形状のパターに装着可能です。
装着の可否に加えて、上下の取付位置も自由に設定できる為、上記でお伝えしたクラブ重量についての注意点も解決できるわけです。
レーザー光の安全性
こちらの問題も問題ないようです。下記、メーカー説明文です。
安全性の観点から、日本では携帯型のレーザー機器の製造販売には(携帯型レーザー機器の)PSC認定が必要です。PSC認定に合格するためには、安全を確保するために法律で定められている製品仕様へ適合する必要があります。携帯型レーザ機器として要求される安全性の確保とパターの練習機器としての使い易さを両立させるため、レーザーコーチでは、レーザー光が地面方向から上を向くと、自動的にレーザー放出を停止させる機能等の安全機能を組み込んでいます。
引用:GREEN ON MASA社HP
これならクラブが倒れたりした時の周囲への安全の心配も不要ですね。
まとめ
パッティングの距離感を身につける為に、レーザー光をガイドとして自分の距離感を体に染み込ませる練習が出来るのはパターが苦手なゴルファーにとって強い見方になりそうな練習器具です。
レーザーコーチパッティングを使ってパッティングに対する苦手意識を克服してプロ並みのパット率を手に入れましょう。
有難うございました。