どうも、ミッツ(@Mitsu0202H)です。
2018年に入りオデッセイから続々と新作のパターがリリースされています。ツアー使用率No.1を誇る誰もが認めるパターメーカーのオデッセイの新作ですから、どれも期待して良いシリーズばかりではないでしょうか!!
各シリーズの特徴を踏まえてご紹介しているので、これから購入を検討されている方は参考にしてみて下さい。
オデッセイ新作パター トゥーロンデザイン・インディアナポリス
ヘッド素材 | ステンレススチール + アルミニウム + カーボン |
---|---|
ロフト角 | 3° |
ライ角 | 70º |
長さ | 33、34インチ |
グリップ | TD SS MID SLIM 2.0 Grip 約64g |
発売日 | 2018年1月 |
オデッセイ・トゥーロンデザインシリーズの特徴は主に3つあり、その特徴として最も注目されているのが、独特の外観をもつトゥーロンデザインは軽量のカーボン・コンポジット製クラウンで設計されており、カーボンという軽量素材を使用することで余剰重量を生み、それを適正に再配置することで最良の重心配分を実現しています。このパターは既にアメリカでは展開済みで、国内ツアープロの一部でもテストしている人もいましたが2018年1月に日本でも展開されています。アメリカでは既にオデッセイの新作パターで最も優秀なパターとして賞賛を集めているシリーズです。ちなみにオデッセイ・トゥーロンデザインインディアナポリスを開発した「ショーン・トゥーロン」という方。元テーラーであの有名なスパイダーの開発に携わっていた人です!
いかにも高慣性モーメントっていう形状をしていますが、インディカーから発想を得たユニークな形状で安定性・距離感が非常に優秀なパターで、ウイング下部(飛行機の羽の様な部分)には約25gのタングステン・ウェイトを装着していて、それも高慣性モーメントに貢献している設計です。
あとは、独自のパターンに刻まれた溝、ノンインサート (ダイヤモンド・ ミルドフェース)を採用している点。刻まれた独自の溝が、良質な音、打感、ボールの転がりを実現しています。パターの打感を重視したい方にはもってこいの仕様ではないでしょうか。
去年の上田桃子プロが実際手に取って試打してみたという情報も有、評価も上場だったようです。開発者の知名度もあるシリーズであるということや、オデッセイ公式HPでも注目パターランキングNo.1(2018年1月現在)なので、次世代のスパイダーとなりこれから人気が爆発するかもしれませんね。オデッセイ トゥーロンデザイン・インディアナポリスは今後要注目パターです。
オデッセイ新作パター トウ・アップ アイ
ヘッド素材 | ステンレススチール |
---|---|
ロフト角 | 3° |
ライ角 | 71º |
長さ | 33、34インチ |
グリップ | SS FLATSO 1.0 Grip 約50g |
発売日 | 2018年1月 |
2018年1月に発売するオデッセイ トウ・アップアイパターは、ピンタイプ・マレットタイプ・2ボールブレードタイプの3種類。オデッセイ公式HPで注目パターランキングNo.2・No.3(2018年1月現在)として、このトウアップアイパターの2ボールブレドタイプが紹介されています。
重心位置とシャフト軸を合わせ、ストローク時のシャフトのねじれを防ぎ、パターがターゲットラインから外れにくくなっている設定がされているパターで、パターのトウが上を向きストローク軌道が安定しフェースをスクエアに動かしやすくなります。さらに2ボールタイプでは、打ち出すラインに沿って、ボールとアライメントディスクを3つ並べる事が出来、スクエアな軌道が期待できる仕様ですね。パッティングの距離が短くなればなるほど、フェースの向きは重要になります。そのフェースの向きをスクエアに保つサポートとなるのが、このパターの強みという訳です。
フェースインサートには、昨年大活躍だったキムハヌルプロも使用するオデッセイの大ヒットパターのオーワークスシリーズでも採用されている「マイクロヒンジインサート」を採用していて、2種類の素材を一体成型したフェースインサートとして開発され、打面に無数の爪状の突起が付けられており、インパクトしてすぐボールに順回転をあたえる構造でボールの転がりを安定させる効果があります。下図がマイクロヒンジインサートの概要図です。
大ヒットしたシリーズのインサートの採用や、独自のストロークバランステクノロジーを採用したオデッセイ トウアップアイパターも今年注目を浴びるパターの1本となるでしょう。更に価格も他シリーズに比べ安価な点も今後使用者が増えそうだなぁという印象です。
オデッセイ新作パター ストローク・ラボ アイ
ヘッド素材 | ステンレススチール |
---|---|
ロフト角 | 3° |
ライ角 | 70º |
長さ | 33、34インチ |
グリップ | STROKE LAB i Grip 約71g + Weight 15g |
発売日 | 2018年1月 |
こちらも2018年1月に発売するオデッセイ ストロークラボパターは、ピンタイプ・マレットタイプ・ネオマレットタイプと様々な種類のヘッドを装着し計6種類のラインナップになっています。オデッセイ公式HPでも注目パターランキングTOP10内に入っているのでこのシリーズも注目度が高いです(2018年1月現在)
従来モデルと総重量を変えずに、ヘッド、シャフト、グリップの重量配分を見直し設計。 ヘッド部:約15g重く、シャフト部:約29g軽く、グリップ部:約18g重くといったように、パター全体の慣性モーメントを向上させ、その結果ストロークのテンポを安定させ、距離感を安定させる重量設計となっているパター。
その他には、「アジャスタブルウエイト」というものがソールとグリップに搭載されており、ウェイトキットで自分に合ったバランスにユーザー自身が調整することが可能となっています。
フェースインサートには、上記のトウアップアイパターでも伝えた「マイクロヒンジインサート」を採用している為、安定したボールの転がりが期待できます。
オデッセイ新作パター EXO(エクソー)2ボール
ヘッド素材 | ステンレススチール/アルミニウム/タングステンウェイト |
---|---|
ロフト角 | 3° |
ライ角 | 70º |
長さ | 34インチ |
グリップ | Original Winn grip 約77g |
発売日 | 2018年3月 |
オデッセイ 新シリーズEXO(エクソー)パターは未発売モデルとなりますが、2018年3月に発売予定のEXO(エクソー)2ボールタイプも番外編として紹介します。
追記:2018年3月現在発売済みです。
外観がブラウン・ブラックのシックなデザインで凄くイカした雰囲気を出しているパターという感想です。ヘッドの形状も画像から見てとるだけでも凄く美しい。これは見た目だけで欲しくなるパターですね(笑)。
オデッセイ公式HPには、”究極のヘッド仕上げ”と謳っていて、トップ部分の削り出しに計12時間も掛かっているそうです。手間を掛けている分他にはないボディーラインの美しさと高級感があり、かといってピカピカしている成金の高級感とは違った素晴らしさがあります。
ソールヘッド後方にはタングステンを搭載し深重心・低重心に設計されていてストロークも安定しそうな期待が持てます。フェースインサートもこれまた「マイクロヒンジインサート」搭載なので転がりに関しては間違いないでしょう。
手間や高価な素材が使われているだけあって価格も割高ですが、このオデッセイのパターを持っていればコースで注目を浴びること間違いなしのパターになるでしょうね。
オデッセイ新作パター オーワークス ツアー
ヘッド素材 | ステンレススチール |
---|---|
ロフト角 | 3° |
ライ角 | 70º |
長さ | 34インチ |
グリップ | O-WORKS TOUR DFX 約80g |
発売日 | 2018年5月 |
オデッセイのパターで高い人気を誇るオーワークスシリーズから新作が登場します。この記事執筆時点では未発売(2018年5月18日発売予定)ですが、プレスリリースが出ましたので本記事に追加しています。
前作のオーワークスといえば未だ高い人気を維持していて、ツアープロ達の間でも高い使用率を誇るオデッセイの代表的なシリーズとして有名です。その後続モデルということで、巷の期待値はかなりあるといえるでしょうし、2018年ゴルフフェアに展示品としても出品され発売前から評判は上々のようでした。
前作オーワークスパターにも搭載されているフェースインサート(マイクロヒンジ・インサート)はそのままに、モデル名にもある通り、ツアープレーヤーの要望から生まれた新たなシリーズとなるのがO-WORKS TOUR(オーワークスツアー)となります。
オーワークスツアーパターはヘッド表面がミーリング加工されていて精密な仕上げとなっています。ヘッドカラーは前作オーワークスの黒を基調としたカラーとは対照的なシルバーとレッドの2つがラインナップされています。
ヘッド形状はピン型やマレット型の計6種類。その中には、前作には無い新ヘッド形状の『R-BALL』(下画像)と呼ばれるモデルや、#1Wよりさらに幅を広げたDOUBLE WIDEとDOUBLE WIDE Sが追加となっている。
丸が2つ付いたアライメントの2-BALLモデルと異なり、丸が一つだけのモデルで、3本の白いサイトラインがターゲットへのセットアップとストロークのしやすさを向上させます。
前作オーワークスパターの機能性を引き継ぎつつ、前作とは異なるミーリング加工よるヘッドの美しさや新タイプのヘッドがリリースされオデッセイ期待の新作パターと言って良いでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
パターといえばオデッセイというくらいの定評があるほどのメーカーが出す新作なので、期待せずにはいられませんね。新機能や従来の実績のあるインサートなどいいとこどりな新作だなぁというのがザックリとした感想ですが、やはりトゥーロンデザインインディアナポリスが一番注目度が高いと個人的には思います。追記:オーワークスツアーが今一番気になっています。
皆さんも一度試打して見て自分に合ったオデッセイの新作パターを手にしてみて下さいね。
有難うございました。