苦手なドライバーを克服したいけどスイングのどこが悪いのかがわからない。急にシャンクが出始めたから自分のスイングを客観視して修正に役立てたい。などなど、ゴルフスイングにまつわる悩みは尽きないモノです。
今回紹介する『スイング解析アプリ』は、ゴルフスイングのお悩み解決やゴルフスキルの上達サポートに打ってつけのツールです。どれも無料で手軽に導入でき、更に高機能なアプリを厳選しているのでまだ試した事が無い方はこの記事を参考に活用してみて下さい。
Contents
スイング解析アプリの魅力
スイング撮影解析アプリのメインとなる機能はスマホやタブレットで自身のスイングを動画撮影し、その動画に線やサークルを配置することで体のブレやスイング軌道を確認出来るというものです。
これはスマートフォンが普及し始めた初期の頃からの機能で、現在配信されているアプリに関してもほぼ全てのスイング解析アプリにこの機能が付いています。正直その程度の動画編集であれば別にアプリじゃなくてもビデオとパソコンさえあれば作成可能なのですが、何故今まで沢山のアプリがリリースされ利用されてきたのか、それには理由があります。
スイング解析アプリの一番の魅力は無料で誰でも手軽に利用できる点です。
今の時代大半の人がスマホを持っていて、スマホさえあれば練習場にいながらでも撮影することができ、さらに動画を加工し分析出来る。その結果から得られた情報でその場でスイングの微調整を行える手軽さこそがスイング撮影解析アプリが今もなお利用され続けている1番の理由と言えるでしょう。
今も全国のゴルファーが愛用し続けているスイング解析アプリでAppleStoreやGooglePlayの評価が高かったものを中心に、僕が実際に使ってみたレビューなども交えて紹介していこうと思います。
おすすめ無料スイング解析アプリ
ゴルフスイング・無料診断~KiZuKi(きづき)
②カメラロールからの動画取り込み(インポート)
③アプリで撮影した動画をカメラロールにコピー(エクスポート)
④メモ&クラブ入力
⑤再生(スロー再生&巻き戻し)
⑥動画の比較
⑦ツマミ機能(スロー再生時の微調整、コマ送り、ストップ操作)
⑧補助線(直線・円、カラー変更)
⑨動画の拡大・縮小機能 (ピンチイン&アウト)
⑩画面「縦」・「横」回転
⑪トリミング(動画編集カット)
⑫アカウント登録(マイページ表示用:質問投稿の履歴&ステータス管理)
⑬動画の比較機能
上図が実際のアプリ画面になりますが、動画を分析する為に使用するライン・サークル挿入・コマ送り機能など、細かい操作性においても文句なしで使いやすいです。
上記機能以外に、プロのスイング動画を無料でダウンロードし自分のスイングと比較出来るので自分の好きなプロのスイングがリストにあれば一度比較してみても面白いかもしれません。
そしてこのアプリの一番の目玉となるのが『KiZuKiレスキュー』というサービス。このサービスはアカウントを登録するだけで自分で撮影したスイング動画をもとにレッスンプロへ質問できます。普段無料でレッスンプロのアドバイスを受けることなんて出来ないので、インストールしたらまずはじめに利用しておきたいサービスです。
※追記:KIZUKIレスキュー(レッスン・プロの無料アドバイス)に関しては、新たに企画中のサービスリニューアルに伴い、投稿受付を2017年2月28日に一旦休止しています。新企画の発表を待ちましょう。
そのほかに個人的にとても重宝している機能が、上図のように動画ごとにメモ欄が設けて有ること。練習時に撮影した動画で気づいた点(ヘッドアップ・オーバースイングなど)をメモとして記録しておき、次回練習時の復習として動画と文章で課題点を確認できます。
ゴルフスイングフォームチェッカー
ゴルフスイング動画分析 Dr. Swing
骨で分析?なんのこっちゃ?ですよね^^;
画像にある通りゴルフクラブヘッドと主要関節部が点で示され点と点が結ばれています。これをスロー動画で撮影し、自分の点(ヘッドや間接)と線(腕や足、胴体)の動きを分析するアプリとなっています。
このアプリがすごい点は、お手本スイングとして比較対象の『骨』のパターンが数多く準備されていること。下記に実際のお手本スイングの画像を張っていますが、これが実際アプリで再生すると各モーションの動きがとても繊細で体のパーツごとの部分的な分析に役立ちます。
更にこのお手本動画の骨の動きと自身が作成した骨の動画を比較する際「相似率」として両者がどれくらい似ているかを数値化したパーセントで表示され、お手本となるスイングに自分のスイングがどれだけ似ているかを数値で判断できるようになっています。
アプリアイコンや一風変わった『骨』での分析など一見ポップな感じでジョークアプリか?なんて思われそうですが、実際使ってみると高機能でとても解りやすいので、いつもと違う視点でスイングを解析してみたいという方は試してみてはいかがでしょうか。
最後に
いかがだったでしょうか?
スイング撮影解析アプリを使用して静止画や動画で自分のスイングを客観視することは、自分が思い描くスイングイメージとのギャップを埋める効果的な練習法のひとつです。
実際にボールを打たなくても、室内での素振りを撮影してスイングフォームを分析・研究できる手軽さもスイング解析アプリの魅力です。効果的な素振り練習法をいくつか紹介しているので、素振り練習法と併用して活用すればより高い効果が得られます。
色んな人からの様々な視点のアドバイスを受け修正点に迷ったときや、日々の練習の微妙なスイング変化の記録の為にこれらのアプリを活用しつつトレーニングしてみてはいかがでしょうか。
ありがとうございました。