ゴルフは練習量がスコアに直結するスポーツですが、毎回ゴルフ場や練習場に行くのは時間もコストもかかります。そこで、自宅でできる効果的な練習法として「素振り」があります。素振りは、スイングの安定性向上や飛距離アップに欠かせない基本練習のひとつです。
本記事では、筆者が実際に日々暇さえあれば仕事の合間などに行っている、
「自宅でできる素振り練習法」を徹底解説!
正しいフォームを身につけるためのポイントや、具体的な練習ドリルを紹介します。さらに、視覚的に理解しやすいように図解も交えて説明しますので、ぜひ参考にしてください。
1. 素振り練習のメリットとは?
ゴルフのスイングは「フォームの安定性」「スイング軌道の再現性」「リズムの習得」が重要です。素振りを継続的に行うことで、以下のようなメリットがあります。
✅ スイングの安定感が向上:正しいフォームを身につけやすくなる。
✅ ヘッドスピードが上がる:効率的な動きができるようになり、飛距離アップにつながる。
✅ 無駄な動きを排除できる:実際にボールを打たないため、スイングのクセを修正しやすい。
✅ 自宅で手軽に練習できる:練習場に行く時間がなくても、日常的にスイングを磨ける。
✅ 体幹の強化につながる:スイングを安定させる筋力が向上する。
✅ リズムが安定する:スイングテンポを一定に保つ練習ができる。
このように、素振りはスイングの基礎を固める上で非常に効果的な練習法です。
2. 自宅でできる素振り練習のポイント
① 正しいグリップを身につける
スイングの基本は「正しいグリップ」から。間違った握り方では、どれだけ素振りをしても理想的なスイングにはなりません。
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📌 正しいグリップのポイント
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② スイング軌道を意識する
ゴルフスイングは、「インサイドアウト」の軌道を意識すると、スライスやダフリを防ぎやすくなります。素振りをするときは、下記の点を意識しましょう。
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📌 スイング軌道のポイント
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③ ミラーを使ってフォームを確認する
自宅での素振り練習では、フォームを確認するために姿見や鏡を使うのがおすすめです。鏡を見ながらスイングすることで、無駄な動きやフォームの崩れを視覚的に修正できます。
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📌 鏡を使ったチェックポイント
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3. 自宅でできる素振り練習ドリル
🔹 ① タオルスイングドリル
タオルをクラブ代わりに振ることで、スイングリズムと体の回転を強化できます。
やり方
- フェースタオルを両手で握る。
- 通常のスイングと同じ動きをする。
- タオルがしなやかに振れるように意識。
- 20回繰り返す。
- タオルがスムーズに振り抜けるように、無駄な力を抜く
- 体全体を使ってスイングする感覚を掴む
- クラブと違い重量がないため、フォームに集中しやすい
🔹 ② 片手素振りドリル
片手でクラブを振ることで、スイング軌道の改善や手首の使い方を学べます。
やり方
- 右手または左手だけでクラブを握る。
- 通常のスイングと同じように振る。
- 両手を使ったときと同じ軌道でスイングする。
- それぞれ15回繰り返す。
- 右手のみで振るときは、フォロースルーでしっかり伸びる
- 左手のみで振るときは、クラブをコントロールする感覚を掴む
- 手首の使い方を意識し、リリースの感覚を掴む
4. まとめ
自宅でできる素振り練習を取り入れることで、スイングの安定性が向上し、スコアアップにつながります。
✅ 素振りのメリット
- 正しいスイングフォームが身につく。
- ヘッドスピードが向上し、飛距離アップ。
- スイング軌道の改善。
- 練習場に行かずにスキルアップできる。
- 体幹が強化される。
✅ おすすめの素振り練習法
- タオルスイングドリル(リズム感アップ)
- 片手素振りドリル(スイング軌道修正)
- スローモーションスイングドリル(動作の確認)
- 体幹トレーニングを組み合わせた素振り(スイングの安定性向上)
ぜひ、日々の練習に素振りを取り入れて、スイングを磨きましょう!